楽天・則本が5試合連続2桁奪三振で5勝目 貯金最多16
「楽天15-6日本ハム」(17日、岩手県営野球場)
先発した楽天の則本昂大投手が7回を投げて12三振を奪い、自身の球団記録を更新する5試合連続2桁奪三振を記録した。
4月19日の西武戦から5試合連続で2桁奪三振をマークしている則本は、次回登板で1991年の野茂(近鉄)の6試合連続のプロ野球記録に挑む。
則本は初回に中田、大田の本塁打で5点を失ったが、二回に打線が7本の単打を重ねて6点を奪って逆転に成功。則本も尻上がりに調子を上げて四回1死からは5者連続三振を奪った。結局、5安打4四球5失点で、5勝目を挙げた。
打線は終盤の七、八回にも大量点を奪い、20安打で今季最多の15点と日本ハム投手陣を粉砕。チームの貯金も今季最多の16となった。
地元・岩手で3安打猛打賞の銀次は「すごく気合いが入っていました。ここにいるみなさんのために打ちました。おいしい魚を食べたい」とお立ち台で白い歯を見せていた。
日本ハムは初回、中田の4号3ラン、大田に4号2ランで5点を先制。しかし、先発左腕、加藤がこの大量援護を守れず、1回2/3を8安打6失点で降板。打線も二回以降はわずか2安打に抑え込まれた。