ロッテ、WBCキューバ代表を獲得 「走り打ち」が話題に
ロッテは18日、新外国人選手としてキューバの国内リーグに所属するロエル・サントス外野手(29)=173センチ、79キロ、左投げ左打ち=の獲得を発表した。ロッテは早くから獲得交渉を進めており、この日早朝にキューバ・スポーツ省から契約合意の連絡が入った。1年契約で、年俸は推定2200万円。背番号は未定で今月末に来日予定。
サントスは今春のWBC大会でキューバ代表の1番打者として活躍。その「走り打ち」が話題となった。現在、チームは7連敗中と低迷しているが、その一因として1、2番が固定しておらず、出塁率が低いことも挙げられている。
林信平球団本部長は、「四球での出塁率が高く、足が速い。盗塁が期待できて外野の守備範囲も広い」と理想の1番打者として期待を寄せている。
また、林本部長は「並行してもう1人(外国人選手)の調査をしている」と明かした。狙いはどうやら長打力のある助っ人のようで、実現すれば大砲不在に悩むチームにとってプラス材料となりそうだ。