阿部不在の巨人 2試合連続完封負けで貯金0に
「巨人0-1ヤクルト」(18日、東京ドーム)
安打を打てども、1点が遠かった。9安打を放ちながら、4番・阿部不在も響いて、巨人が今季初の2試合連続完封負け。貯金も4月14日以来の0となった。G党のため息がドームに漏れる中、ベンチ裏に引き揚げてきた高橋監督は「点を取れなかったのが全てだと思います」と振り返った。
休養のため先発を外れた主砲不在の影響が打線に表れた。2番・立岡と5番・マギーが計7安打を放ったが、得点には結びつかず。3度の得点圏も生かすことはできなかった。阿部の代わりに4番に入った村田も4打数無安打。今季は代打中心で、慣れない日々が続く背番号25は「何も話すことはありません」と落胆し、球場を後にした。
前夜から3番・坂本勇、5番・マギー以外の打順を入れ替えるタクトも振った指揮官は「阿部が出てたって、他の選手は結果を出さなきゃいけない」と奮起を促した。2カード連続の負け越し。なんとか打開策を見つけ、上位とのゲーム差を埋めていかなければいけない。