西武2連勝 栗山がサヨナラ本塁打、プロ16年目で初感激「水が冷たいけどうれしい」
「西武7-6ソフトバンク」(21日、メットライフドーム)
西武がサヨナラ勝ちで2連勝。6-6の九回1死から栗山が中越え3号ソロを放った。
プロ16年目で自身初のサヨナラ本塁打。ナインにかけられた祝福の水でびしょぬれになった栗山は、「本当にうれしくてね、水をかけたのは誰やろ、冷たいけどうれしい。(九回の打席は)僕としても追い込まれたところがあったので、思い切ってここは勝負をかけようと打席に入った。真っすぐかと思うがよく覚えてない。しっかり振ったら、ああいったあという感じだった。入った時はファンの皆さんの歓声が耳に入って気持ち良かった。サヨナラの場面で打てないこともあるが、きょうはたまたまいいホームランになってくれた」などと喜びを表した。
西武は初回1死二、三塁から中村の遊ゴロの間に1点を先制。三回は浅村の左中間5号ソロと、外崎の左越え2点二塁打で3点を追加。4-5の六回は先頭・源田の右中間三塁打と浅村の右犠飛で同点とした。八回は炭谷の左越え2号ソロで勝ち越し。
先発・ウルフは5回1/3、6安打5失点で降板。
ソフトバンクは0-4の六回、今宮の左線2点二塁打、内川の右前適時打、松田の中前2点適時打とたたみかけ5点を奪い逆転。5-6の九回は松田の8号ソロで再び同点
先発・寺原は三回途中に危険球で退場し、2回2/3、5安打4失点だった。