巨人・菅野、虎に雪辱星 七回ピンチで3者連続K!節目50勝!

 「阪神0-1巨人」(23日、甲子園球場)

 熱のこもった115球で猛虎へのリベンジを果たした。巨人・菅野が7回6安打無失点でリーグ単独トップの6勝目。節目のプロ50勝目も重なった右腕は「チームも相当な覚悟を持ってこの3連戦に入ってる。まず初戦を取れたのは大きいと思います」と満足げな表情を浮かべた。

 粘って白星を手繰り寄せた。初回、三回と三塁に走者を背負いながらもなんとか無失点。先制した直後の七回には自身の野選も絡み無死一、二塁のピンチも迎えた。「いつもそういう時のために余力を残している。ギアを上げる練習をやってきてる」と、ここから150キロ台を連発。高山、上本、糸井を3連続三振で斬ると、拳を握り雄たけびを上げた。

 前々回登板の5月9日・阪神戦。自身4連続完封も懸かっていたが、8回4失点で今季初黒星を喫した。その悔しさを胸に、阪神打線を徹底して研究した。強い思いのこもった1勝が、球団史上4位の速さで通算50勝にたどり着いた。「背中で勝たせてあげたいと思われる投球をしたい」と、さらなる白星奪取へ目を向ける。

 高橋監督は「何度かピンチを迎えたけど、そこを力でねじ伏せて気迫のこもった投球をしてくれた」とエースに称賛の言葉を惜しまなかった。阪神、広島と続く重要な6連戦。エースが導いた価値ある1勝で、上位狩りへと猛進する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス