楽天・則本、6試合連続2桁奪三振のプロ野球タイ記録 オリックスは7連敗

8回、中島を三振に仕留めて6試合連続の2桁奪三振を決め、ガッツポーズする則本(撮影・山口登)
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 「オリックス1-4楽天」(25日、ほっともっとフィールド神戸)

 楽天・則本昂大投手が、1991年に近鉄時代の野茂英雄が記録した6試合連続2桁奪三振のプロ野球タイ記録に並んだ。4月19日の西武戦での10奪三振から10、12、12、12と5試合連続で2桁奪三振を記録していた。

 この試合では初回から六回まで毎回の7奪三振をマーク。七回に連続は途切れたが、八回に駿太、西野を連続三振とすると、中島は4打席連続三振に仕留めて、偉業達成となった。

 則本は結局、8回5安打1失点、10奪三振で6勝目(1敗)。ハーラートップに則本は「記録だとか、いろんなものがあったが、まずはチームが勝てるようにと思い、投げました。初回に点数を取られましたが、粘り強く投げられたと思います」と話し、プロ野球記録については「うれしく思う」と少しだけ微笑んでいた。

 九回は松井裕が締めて17セーブ。

 打線は1点を追う四回、無死一、三塁から銀次の二ゴロの間に同点とすると、五回にはアマダーの適時打で勝ち越しに成功。六回には茂木、ペゲーロの連続適時打で2点を加えた。

 オリックスは則本から初回、幸先良くT-岡田の適時打で先制したが、その後は沈黙。先発のディクソンも六回途中、4失点と乱れ、チームは12連敗した2012年9月以来となる7連敗を喫した。

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