オリックス福良監督が鬼指令!KO山崎福を試合途中で千葉→大阪に強制送還

 「ロッテ5-4オリックス」(26日、ZOZOマリンスタジアム)

 オリックス・福良淳一監督(56)の鬼指令にベンチが凍り付いた。三回途中でKOされた山崎福。初回からストライクを取るのに必死だった。カウントを悪くしては打たれる悪循環を繰り返した。指揮官の怒りは頂点に達した。マウンドから引きずり降ろすと、ベンチに座る間もなく荷物をまとめさせた。

 「前回と一緒ですものね。同じ失敗。これでは話にならない」

 顔面蒼白(そうはく)で球場を後にした山崎福は「悔しい?はい。自分でも分からないです」とだけ話すと、宿舎で着替えてから新幹線で青濤館のある大阪・舞洲へと帰って行った。就任後初となる試合中の強制送還となった。

 鬼の一喝はブルペン陣をピリッとさせた。2番手以降4投手は無失点。その好投に打線も応えて七回には5安打を集中させて4点差を追いつく猛攻を見せた。1イニング4得点は4月26日の西武戦以来、1カ月ぶりだった。

 最後は10日ぶりの登板となった平野がつかまりサヨナラ負け。5年ぶりの8連敗。今月は3勝18敗となり、球団月間最多敗まであと1と負の数字は残った。

 それでも指揮官は「明日につながると思う。なんとか明日、頑張ります」と仏の顔に戻り、チームの上昇に期待していた。

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