日本ハム・大谷、復帰後初の屋外フリー メジャーも視察
左太もも裏肉離れで2軍調整中の日本ハム・大谷翔平投手(22)が27日、千葉・鎌ケ谷2軍施設で負傷後初の屋外フリー打撃を行った。41スイング中4本の柵越え。ドジャース、レンジャーズの編成担当者が視察する中、鋭い打球を連発した。
まだリハビリ段階ながら、規格外の飛距離で周囲をビビらせた。13球目から中堅右、右中間、右中間と3連続で球場後方の防球ネットにぶち当てた。17球目はネットを越え、右翼ポール右後方の林に突き刺す特大ファウル。「昨日(雨で)できなかったので良かったです。(足は)大丈夫です」と淡々と振り返った。
スイングは文句なしだが、今後は走塁を違和感なくこなせるようになるかが実戦復帰への鍵となる。この日は運動靴でダッシュを行ったが、スパイクを履いてのベースランニング再開時期は未定だ。
本田トレーナーは「状態を確認しながら慎重にいく」と説明。全力で走塁ができるまでには、もう少し時間がかかりそうだ。