高知マニー・ラミレスが逆転3号2ラン 元メジャーの岡島とサイン会も
「四国ILp、高知10-5徳島」(28日、高知市営球場)
独立リーグ・高知のマニー・ラミレス外野手(44)=登録名・マニー=が、前期リーグ最終戦の徳島戦に「4番・DH」で先発出場。3-4の1点ビハインドで迎えた五回の第3打席で、1死二塁から初球の高め直球を左中間スタンドに運ぶ逆転2ランを放った。今季3号で、ホーム試合では待望の初アーチとなった。
高知とは7月末で契約満了となるマニー。後期(8、9月)の残留については球団と交渉中で、この日が高知で最後の試合になる可能性がある。球場には1804人のファンが集まり、メジャー通算555本塁打のレジェンドのプレーを目に焼き付けた。
打撃好調のマニーは、六回に右前打、八回にも左前打を放ち、この日は5打数3安打。豪快なスイングでファンの期待に応えた。開幕からの通算成績は出場18試合、63打数29安打、3本塁打で打率・460の好成績を残した。
試合前には、来場したレッドソックス時代の同僚・岡島秀樹氏(41)と一緒にチャリティーサイン会を実施。ファンが差し出す色紙やボールなどに笑顔でペンを走らせていた。