清宮の先輩、早大・加藤が2年春に首位打者 捕手から外野へコンバート

 東京六大学野球春季リーグ戦は全日程が終了し、最終順位、個人表彰が確定。首位打者には早大の加藤雅樹外野手(2年・早実)が3割7分5厘で輝き、最優秀防御率は法大の菅野秀哉投手(3年・小高工)が1・39で受賞した。

 外野でレギュラーをつかんだ早大の加藤が、2年生としては法大の大引(現ヤクルト)以来となる首位打者を獲得した。打率3割7分5厘、4本塁打、13打点はいずれもチームトップだが、早慶戦3試合は11打数2安打で打点なし。「首位打者はうれしいけど、終わりがよくなかった。これを秋のバネにしたい」と控えめに喜んだ。

 早実では清宮とともに主軸を打った。大学では打撃を生かすために捕手から外野に回って、今春は「軸の回転で打つ」ようにして精度もアップ。リーグ三冠も狙えそうだったが「大学では研究されて、打てないコースを攻めてくる。そういうのをなくしたい。今後の結果で、この首位打者の価値が決まる」と秋に目を向けた。

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