日本ハム・斎藤佑、「長かった。すいませんでした」 623日ぶりの白星
「交流戦、日本ハム6-1DeNA」(31日、札幌ドーム)
今季初勝利が975日ぶりの本拠地勝利となった斎藤佑樹投手が、札幌ドームのファンの前で喜びをかみしめた。
お立ち台に上がった背番号「1」は、5回0/3を5安打1失点の内容に「五回しか投げられず悔しい気持ちだが、ひとりひとり100%でいきました」と白い歯を見せながら満面の笑み。
今季2度目の先発での初白星には「(先発の)チャンスが来るまで、自分自身の調子を維持しようとやってました。大野さんのリード通り、投げることができた」と振り返った。
4番の中田が先制打を含む3安打5打点の活躍には、「先制点を取ってくれて楽に投げられましたし、心強かったです」と感謝した。
勝利は実に2015年9月16日のロッテ戦以来、623日ぶり。「うれしいです」と最初はコメントしたが、すぐに言い換えて「いやうれしくはないです。長かったなと。すいませんでした。次もきょうのような粘り強い投球ができるように頑張っていきます」と話していた。