楽天・則本がプロ野球新記録の7戦連続2桁奪三振 野茂超え、新たな歴史築く

5回、雄叫びをあげる則本=Koboパーク宮城
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 「交流戦、楽天-巨人」(1日、Koboパーク宮城)

 楽天の則本昂大投手(26)がプロ野球新記録となる7試合連続2桁奪三振を達成した。

 則本は初回こそ三振はなかったが、二回2死満塁で、小林からこの日初めての三振を奪った。これでエンジンがかかったのか、続く三回には脇谷をスライダー、立岡、坂本をストレートで、3者連続三振に仕留めた。さらには四回、先頭のマギーをストレートで見逃しの三振に仕留めて、計5者連続三振。この後、村田に2ランを浴びたものの、続く石川から空振りで6個目の三振を奪った。

 MAX156キロのストレートを軸に、スライダー、スプリットなどを交え、その後も巨人打線から三振の山を築く。

 六回には阿部をフォークで空振り三振。七回は先頭の代打・山本をフォークで、2死後、同じくフォークで立岡を空振り三振に仕留めた。

 大記録へ王手をかけた則本は八回、先頭の坂本から10個目の三振を奪い、数々の名投手がだれ一人なし得なかった快挙を達成、プロ野球の歴史を塗り替えた。

 しかし、則本の勢いは止まらない。続くマギーを空振り三振、さらに阿部も空振り三振に仕留め、計12奪三振。巨人のクリーンアップから3者連続三振という圧巻の投球で、誇らしげに右手を突き上げた。

 則本は5月25日のオリックス戦で10三振を奪い、1991年の野茂英雄(近鉄)以来、26年ぶりとなる6試合連続2桁三振をマークし、プロ野球記録に並んでいた。

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