日本新記録の楽天・則本に梨田監督も称賛「後半に三振取れるのが素晴らしい」
「交流戦、楽天3-2巨人」(1日、Koboパーク宮城)
楽天の則本昂大投手(26)が8回を投げて12三振を奪い、プロ野球新記録となる7試合連続2桁奪三振を達成した。
梨田監督は則本の大記録達成について、「素晴らしかった」としながらも、「最初、球数がちょっと多かったので、どうなることかと思いましたけど…」と序盤はハラハラしていたことを明かした。
記録達成に向けては「もちろんチームが勝ちが優先なんですが…」としながらも、2点を先制された直後に、則本へ「「狙えるところまで行ってほしい」と話し、後押ししたという。「その後、すぐに逆転してくれましたんで、そこでエンジンがかかったみたいで。ギアを上げたような感じで」とエースの尻上がりの投球ぶりを頼もしそうに話した。
八回に坂本、マギー、阿部のクリーンアップから3者三振を奪っての記録達成。「前回もそうでしたけど、後半に三振が取れるというのが、則本の素晴らしさかな」とたたえていた。