日本ハム近藤あっぱれ張本超え!開幕から47戦打率4割キープ

 「交流戦、日本ハム5-3DeNA」(1日、札幌ドーム)

 偉大な先輩を超えた日本ハム・近藤健介捕手(23)は恐縮気味に喜びをかみ締めた。決勝適時打を含む、今季18度目のマルチ安打で、打率・415をマーク。日拓時代の73年に張本勲が記録した46試合を上回る出場47試合での4割超えを達成した。

 「すごい方なので、僕でいいのかなあと思います。記録になるのはうれしいことなので、恥じないようにこれからもやっていかないといけない」と数字の重さをかみ締めた。

 初回から選球眼よし、打ってよし。初回は四球で出塁。三回は無死一、二塁で井納の内角146キロ直球を迷わず振り抜く。鋭いゴロが右翼線を破り2点を先制した。五回に左前打、七回には四球と全打席出塁。53四球と出塁率・573もリーグトップだ。

 安打製造機の基礎であるミート力は、野球を始めた小2から積み重ねてきた。ティー打撃と、バッティングセンター通いで当時から1日、150~200スイング。父・義男さんは「遊びの延長でやっていましたね」。苦もなく楽しみながら黙々こなし、身につけた。

 その優れたミート力は栗山監督も認める。最長96試合で打率4割をマークした元・巨人のクロマティ氏の名を出し「クロマティもコンちゃんもアウトになっても芯で捉えている。最後まで4割打ってくれれば」と期待。“あっぱれ”の打撃をどこまで続けるか注目だ。

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