巨人11年ぶりの8連敗、由伸采配裏目 マシソン炎上、今村は延長被弾
「交流戦、巨人5-6オリックス」(2日、東京ドーム)
巨人のスコット・マシソンが、3点リードの九回2死から炎上した。
八回2死一塁から救援し、武田を一邪飛。イニングをまたいでマウンドに上がった九回も簡単に2死を奪い、7連敗ストップは目前だった。だが、ロメロに6号ソロを浴びて風向きが一変。続く西野に中前打を浴びると安達、小谷野に連続適時二塁打を打たれ、まさかの同点となった。
この日は打線の起爆剤としてクルーズを1軍に昇格させ、代わりに外国人4枠から漏れた守護神・カミネロを抹消。リリーフ陣が手薄となった状況で、マシソンにイニングまたぎを命じた高橋監督の采配が裏目に出てしまった。
十一回は、6番手の今村が安達に今季1号の勝ち越しソロを被弾。さらに1死満塁とピンチを招いたところで西村にスイッチしたが、武田に右前適時打を打たれた。
1、2軍の計8選手を入れ替え、打順も大幅に変更。勝利への執念を燃やした高橋監督だったが、11年ぶりの8連敗となった。