センバツ王者・大阪桐蔭、大会記録更新の18得点V 公式戦16連勝
「高校野球春季近畿大会・決勝、大阪桐蔭18-0東海大仰星」(4日、舞洲ベースボールスタジアム)
今春センバツを制した大阪桐蔭(大阪1位)が、春季近畿大会決勝の最多得点記録を更新する18点を奪って、3年ぶり4度目の優勝を決めた。
序盤から得点を重ね、四回は打者11人で6点を奪った。七回1死満塁は、8番・根尾昂外野手(2年)が右翼席上段へ特大満塁本塁打を放った。
八回に17点目を奪って決勝の最多得点記録に並ぶと、九回に中川卓也内野手(2年)が左中間へ適時二塁打を放って新記録を樹立。今春のセンバツ1回戦から公式戦16連勝となった。
西谷浩一監督は「点数はこうなったけど、そんなに力の差はないと思います。厳しい夏になると思う。これで(夏の大阪大会前の)公式戦は終わったので、いい準備をしたいと思います」と大勝にも慢心する様子はなかった。
東海大仰星(大阪3位)は序盤の好機を逃して流れをつかめず、初優勝を逃した。
両校の先発は以下の通り。
〈先攻・大阪桐蔭〉
1番・中堅 藤原恭大外野手(2年)
2番・捕手 福井章吾捕手(3年)
3番・一塁 中川卓也内野手(2年)
4番・三塁 山田健太外野手(2年)
5番・左翼 山本ダンテ武蔵外野手(3年)
6番・二塁 坂之下晴人内野手(3年)
7番・遊撃 泉口友汰内野手(3年)
8番・右翼 根尾昂外野手(2年)
9番・投手 徳山壮磨投手(3年)
〈後攻・東海大仰星〉
1番・左翼 薄田雄貴外野手(3年)
2番・二塁 後藤生海内野手(3年)
3番・一塁 古井一希内野手(2年)
4番・三塁 仲村和城内野手(3年)
5番・右翼 及川諒外野手(3年)
6番・中堅 宮崎隼輔外野手(3年)
7番・捕手 津沢大星捕手(3年)
8番・投手 笹沼歩投手(2年)
9番・遊撃 生地塁内野手(3年)