巨人10連敗にG党失望のため息…本拠地8連敗 由伸監督「なかなか流れが良くない」
「交流戦、巨人1-3オリックス」(4日、東京ドーム)
巨人が2006年以来となる屈辱の10連敗を喫した。
初回、先発・宮国が駿太に先頭打者弾を浴びたが、直後に同点とした。17試合ぶりの初回得点。勢いが生まれるかに見えたが、三回に2点を勝ち越されると、打線は尻すぼみで二回以降わずか2安打。二塁を踏んだのは八回のみという惨状となってしまった。
日曜日のデーゲーム。親子連れも目立ったG党の失望のため息を誘う完敗劇。交流戦は6戦全敗と依然として未勝利で、本拠地・東京ドームでは8連敗。負の数字ばかりが並び、借金も「7」。5位の中日に0・5ゲーム差に迫られた。
守護神のカミネロを抹消してまで昇格させたクルーズは3戦12打数無安打に終わるなど、まったく歯車がかみ合わない。高橋監督は「なかなか流れが良くない。点を取っても取られるし、抑えても取れなかったりと。今は、なかなかそこがうまくいかない」と力なく話した。6日の西武戦で敗れれば、1975年の球団ワーストに並ぶ11連敗となる。