オリックス ドラ1・山岡で3年ぶり7連勝

 「交流戦、巨人1-3オリックス」(4日、東京ドーム)

 オリックスのドラフト1位・山岡(東京ガス)が安定感抜群の投球で巨人打線を寄せ付けず8回1失点で2勝目。チームを3年ぶりの7連勝に導き、交流戦も無傷の6勝で同戦首位を守った。

 初回、マギーに同点二塁打を浴び、振りだしに戻った。それでも「落ち着いていましたね」と振り返る。理由は社会人時代の主戦場でもある東京ドームだったからだ。

 「都市対抗みたいな感じでした。3大会に出て8試合くらい投げてると思います。ここは自分を成長させてくれたところだと思ってるんで」

 二回以降は得意のスライダーにカットボールが有効だった。追い込んでボール球で勝負すると面白いように空振りが取れた。気がつけばプロ入り最多の9奪三振。それだけではない。七回1死一塁の場面ではクルーズをスライダーで遊ゴロ併殺打に仕留めた。「ゲッツーがほしいと思ってましたから」。思い通りにボールを操った。

 巨人の大応援も気にならなかった。「投げてるときに聞こえるんで(自分を)応援してくれてる感じでした」。強心臓がもう一つの武器だ。

 福良監督も「最後まで投げさせるか迷った。勝つ確率の高い方を選びましたけど」と最大級の賛辞を送った。山岡から始まった連勝はまた伸びた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス