ヤクルト・新助っ人グリーン大暴れ 初昇格、即先発で3打点3H
「交流戦、ヤクルト8-8西武」(4日、神宮球場)
敗戦ムード漂う終盤にヤクルトが驚異の粘りを見せた。最大6点差を追いつき、延長十二回引き分け。初昇格で即先発起用の新外国人・グリーンが3安打3打点と大暴れした。
六回に右前打で初安打をマークすると、八回は1死一、二塁で左中間へ2点適時二塁打を放ち初打点。6-8で迎えた九回2死一、三塁は右前適時打で猛打賞。本拠地ファンの声援を受け、「良い一日になった。楽しくプレーできた」とご満悦だ。
外国人枠の関係で開幕2軍スタートとなり、左ふくらはぎ肉離れもあって苦しんだが、1月の来日から体重を10キロ減らし、イースタン・リーグで7本塁打。満を持しての初昇格だった。真中監督は「やるべきことをやってくれた」と5連敗中のチームの起爆剤となった助っ人を称賛した。