DeNA打線爆発! 筒香がお目覚め自画自賛弾 ラミレス監督「いい兆候」
「交流戦、楽天1-9DeNA」(6日、荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた)
一足早い花火大会だ。クリーンアップが今季初のそろい踏みアーチで天敵を粉砕した。DeNA打線をけん引したのは筒香だった。
1点を先制しなおも1死一塁。辛島の初球をフルスイングし、右中間席最上部に運んだ。12試合、51打席ぶりの5号2ラン。4番打者は「インサイドのボールに対してうまく反応することができました」と自画自賛した。
この一発で打線に火が付いた。三回には5番の宮崎が3号ソロ、五回には3番のロペスが2試合連続の11号ソロを放って圧倒。ラミレス監督は「いい兆候。今後、勢いがつく」と3本のアーチに目を細めた。その中でも「特に筒香に一発が出たのは大きい。初球を打つのは、積極的になっている証拠」と復活の兆しを感じ取った。
チームは楽天戦の連敗を7で止め、3年ぶりに勝利した。「チームが勝ったことが一番です」と筒香。主砲がお目覚めのアーチを放ち、打線も今季初の4本塁打と爆発。大きな1勝をつかみ取った。