四国学院大・小久保、完封一番乗り MAX148キロ右腕に阪神スカウトも期待

 「全日本大学選手権・1回戦、四国学院大1-0東北福祉大」(6日、神宮球場)

 四国学院大の最速148キロ右腕・小久保気(きよし)投手(4年・鹿児島玉龍)が、今大会完封一番乗りを果たした。自身初の全国舞台で5安打しか許さない快投。同大に12年ぶりの勝利をもたらし「完封は考えていなかった」とはにかんだ。

 「地に足が着いていなかった」という初回2死一、三塁のピンチを切り抜け、波に乗った。微妙な制球がつかずに適度に荒れたことで、逆にシュートなどの効果もアップした。

 四国地区大学リーグでは昨春秋で計10勝を挙げ、今春も5勝。阪神・山本スカウトは「直球主体のイメージだったが、ツーシーム系を有効に使っていた。秋まで見ていきたい」と期待した。黒田(元広島)を理想とする右腕。全国で力を証明し「プロに行きたい」という夢も引き寄せる。

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