5月月間MVP発表 巨人・菅野が3度目授賞 楽天・則本も

 プロ野球のセ、パ両リーグは5月度の「日本生命月間MVP賞」を発表した。受賞者には賞金30万円とトロフィーが贈られる。

 セ・リーグの投手部門は巨人・菅野智之投手が昨年の3・4月度以来3度目の受賞。5試合3勝2敗、防御率2・68ながら、5月2日のDeNA戦でリーグ28年ぶりの3試合連続完封勝利(4月の2完封を含む)を挙げ、同23日の阪神戦でプロ通算50勝到達など印象的な活躍が目立った。

 セの打者部門は中日のダヤン・ビシエド外野手が2度目の受賞。5月は全試合に出場し、打率・341、8本塁打、25打点と3部門で高い数字を残した。中日からの受賞は3・4月度の大島に続いて2カ月連続となった。

 パ・リーグの投手部門は楽天・則本昴大投手が4試合で4勝0敗、防御率2・25の成績で自身2度目の受賞。5月25日のオリックス戦の10奪三振でプロ野球タイ記録となる6試合連続2ケタ奪三振を達成(4月の2試合を含む)。その後、6月1日の巨人戦で新記録を達成した。

 打者部門は日本ハムのブランドン・レアード内野手が2度目の受賞。5月は全23試合出場で打率・333、10本塁打、27打点。5月12、13日のロッテ戦では2試合にまたがり4打数連続本塁打の日本タイ記録も達成している。日本ハム選手の受賞は通算71度となり、オリックスと並ぶリーグ最多タイとなった。

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