日本ハム・佑 カープ打線に「力負け」5失点KOで2敗目
「交流戦、日本ハム3-8広島」(7日、札幌ドーム)
復活星を挙げた前回登板に続くことはできなかった。3回0/3を8安打5失点。自身2連勝とはならず、4月6日以来の2敗目を喫した日本ハム・斎藤佑は「もう力負けしました。気持ちよく打たせてしまった」と好調カープ打線の破壊力に脱帽した。
5月31日のDeNA戦で623日ぶりの勝利を挙げ「自信になる」と明かしていた。この日も全力で腕を振り、初回を無失点に抑えたが二回につかまった。2死三塁。バティスタに高めのフォークを左翼席中段へ運ばれ、マウンドでしゃがみ込んだ。三回に4連打、四回にも連打を浴びたところで無念の降板。「内野を越されるのは球の力が弱かったから」と課題も口にした。
前日6日に29歳の誕生日を迎え、白星をと意気込んでいた。交流戦期間中は6連戦が続くだけに「もっと長い回を投げないといけなかった。僕自身、成長しないといけない」と猛省した。今後は抹消されず、次回も先発機会が与えられる見込み。この日の悔しさを糧に、次こそビシッと抑える。