巨人・マイコラス 8回1失点 球団ワーストの連敗止める「やっと一息つける」
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「交流戦、日本ハム1-2巨人」(9日、札幌ドーム)
巨人・マイコラスが121球の熱投で、チームワーストの連敗を「13」で止めた。
初回、西川、杉谷、レアードを三者三振に仕留める絶好の立ち上がり。二回に1点を失ったものの、五回の1死三塁のピンチは無失点に切り抜けた。150キロを超えるストレートにツーシーム、スライダー、カーブなどを織り交ぜ、日本ハム打線をほんろう。七回にも三者三振に仕留めるなど終盤になっても球威は衰えず、8回5安打10奪三振1失点の力投で、勝利をたぐり寄せた。
マイコラスは試合後のヒーローインタビューで「とてもうれしいです。これでやっと一息つけて、チームとしても、連勝街道に乗っていけると思う」と笑顔を見せた。自身のピッチングについては「1球1球集中して低目に集めて、守備の人に助けてもらった」と振り返ったマイコラス。「きょうはとても、気合が入ってました。まだまだシーズン長いので、これから盛り返していきたい。これから連勝していきたい」と、チームとしての巻き返しを宣言していた。