巨人・高橋監督、13連敗で止め安ど「ひとつ勝つのは難しいと分かってたけど…」

ついに連敗を止め、ファンにあいさつする巨人・高橋監督=札幌ドーム(撮影・出月俊成)
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 「交流戦、日本ハム1-2巨人」(9日、札幌ドーム)

 巨人がマイコラスの好投で日本ハムに競り勝ち、球団ワーストの連敗を13で止めた。

 試合中、常にポーカーフェースで戦況を見つめていた高橋由伸監督は試合後、「ひとつ勝つのは難しいとは分かっていたけど、きのうまでなかなか、結果が出なくてね。時間はかかりましたけど、何とかこうして実になってくれてよかった」と、16日ぶりの勝利に、安どの表情を見せた。

 二回に先制するも、直後に追いつかれた。五回に坂本の適時打で勝ち越したものの、その後は追加点を奪えず、今のチーム状況を象徴するように最後まで重苦しい展開が続いた。

 そんな中で、マイコラスの好投で、5月24日の阪神戦以来となる白星。長かったトンネルを抜け、指揮官は「結果でしか示せない世界で、選手が何とかしようと思っていたのは間違いないです。苦しい中で勝つのは、こういう形になるのかな」と重圧から解放され、胸をなで下ろしていた。

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