元DeNA加賀美が気迫の完投 JR西日本が全国切符
「社会人野球都市対抗大会中国予選・第2代表決定戦、JR西日本4-1シティライト岡山」(9日、東広島運動公園野球場」
JR西日本(広島市)が4-1でシティライト岡山(岡山市)を下し、2年連続3度目の本大会出場を決めた。
敗者復活戦から見事に勝ち上がった。前日はJFE西日本に大勝し、この日は決勝トーナメントの初戦で敗れた相手に雪辱。花本監督は「最初に負けて苦しい戦いとなったが、よく頑張ってくれた」と、抱き合って喜ぶ選手の姿に目を細めた。
決勝トーナメント初戦では六回途中4失点で降板した元DeNAのエース加賀美が1失点完投で借りを返した。チーム最年長の28歳は「これまで経験したことのないような重圧があったが、最後は気持ちでいった」と気迫の128球を笑顔で振り返った。
昨年は本大会で初勝利を挙げ、秋の日本選手権では8強入りを果たした。花本監督は「全国で勝つのが我々の目標。日本一を目指したい」と大きな目標を掲げた。