DeNA拙攻10残塁 ラミレス監督嘆き節「打てない」
「交流戦、西武6-2DeNA」(10日、メットライフドーム)
DeNA打線が拙攻を繰り返して敗れた。12安打を放ちながらも10残塁でわずか2得点と打線が機能しなかった。アレックス・ラミレス監督(42)は「二、三塁や一、二塁があったと思うんですけど、そういうところで全く打てなかったことが敗因」と険しい表情を浮かべた。
2点を追う二回1死一、三塁で田中浩が右邪飛に倒れるなどで好機がしぼんだ。三回には3点差に迫り、なおも無死一、二塁の絶好機を迎えたが、宮崎が右飛に仕留められるなど本塁が遠かった。序盤に大量失点を許し、重苦しい空気が充満する中、それを打線がカバーし、はね返すこともできなかった。
「そういう(得点圏に走者を置いた)ところで打てないと勝てない」。指揮官は嘆くしかなかった。