日本ハム・中田、八回決めた!初3番で意地のV二塁打

 「交流戦、日本ハム3-2巨人」(10日、札幌ドーム)

 栗山監督の決断に応えた。日本ハム・中田は1点を追う八回に逆転2点二塁打を放ち、チームの連敗を6で止めた。10年目で初めて3番で起用され「やることは変わらない。試合に勝ちたい。そこだけを考えた」とホッとしていた。

 1-2の八回1死一、三塁の好機で回ってきた。巨人は森福からマシソンにスイッチ。1球目に西川が二盗に成功すると、その後はボールを見極める。5球目の151キロを力強いスイングで捉えると左中間を強烈に破り、一気に2点を奪った。

 現状を打破しようと栗山監督は打線を組み替えた。2012年に就任して以降、前日9日まで先発した720試合では全て4番を任せていた中田を3番に変えた。信頼を寄せる中心打者のバットで通算400勝を達成した栗山監督は「久々に感動した。良かった」と心地よさそうに話した。

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