西武、再び貯金「10」 秋山、先制2ラン含む3安打3打点!
「交流戦、西武6-2DeNA」(10日、メットライフドーム)
チームを鼓舞する会心の当たりだ。初回1死二塁。西武・秋山は平良の初球、139キロ真っすぐを右中間席に運んだ。「先に点を取るのは重要。いいところで打つことができた」。先制12号2ランで勝利への流れをつくった。
2日のヤクルト戦から打順が3番となった。昨季は3番で6試合に出場し、打率・179。辻監督は「昨年は前の走者の走塁を意識し、打てる球を待つことがあったらしい。だから1番のつもりで打てばいいと伝えた」と説明。ここまで3番で8試合に出場し、打率・375。二回にも左前適時打で追加点を奪うなど期待に応えた。
「秋山は足の速い1、2番が走者にいると、真っすぐが増えたり、外角が多くなるとか、考えて打席に立っている」と辻監督。研ぎ澄まされたヒットマンが再び貯金10に到達したチームを引っ張る。