日本ハム村田【一問一答】古巣・巨人から10年目のプロ初勝利「お礼をしたかった」

 ウイニングボールを手に日本ハム・栗山監督(右)とポーズをとる村田=札幌ドーム
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 「交流戦、日本ハム5-1巨人」(11日、札幌ドーム)

 プロ10年目の日本ハム・村田透投手(32)が、5回1失点でNPB初勝利を挙げた。07年の大学生・社会人ドラフト1巡目で巨人に入団。3年間在籍したが1軍登板はなく、10年に自由契約となった。以後、6年間アメリカでのプレーするもメジャーでの登板は1試合のみで0勝。今季、日本ハムで7季ぶりに日本球界に復帰した。長い道のりを経てたどり着いたお立ち台では声を震わせる場面もあった。以下、一問一答。

 -村田透投手です。

 「ありがとうございます」

 -初めてのお立ち台だと思います。景色はどう見えていますか。

 「やっと来れたというか…。なんでしょう。ありがとうございます」

 -2008年にプロのキャリアを初めてここにたどり着いたのが10年目です。どんな思いですか。

 「たくさんの人に応援してもらい、ここまでこれました」(声を震わせる)

 -相手はプロのキャリアを始めた巨人。

 「プロの世界でやるために築いてくれた。僕の大事な3年間でした。結果を出してお礼をしたかったです」

 -いい恩返しになった。

 「まだ始まったところです。まだまだ結果を出して、シーズンを終わって恩返しができたとなれるように頑張ります」

 -初勝利のボールはどうしますか。

 「応援してくれた両親に贈りたいと思います」

 -感謝の気持ちは強くありますか。

「結果を残せなくて歯がゆい気持ちでした。その中で応援してくれた家族や仲間に本当、感謝です」

 -初勝利をきっかけに村田投手の白星をみたいと思っています。

 「短いイニングでチームに助けてもらってばかりですけど、自分がぐらいのピッチングをしていきたいと思います」

 -ファンの皆さまへ。自己紹介も含めて。

 「(心配する声があがり)大丈夫です、大丈夫です。オールドルーキーの村田です!(拍手)1勝目ですが、これから続けていけるように頑張っていきます。よろしくお願いします」

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