DeNA今季4度目完封負け 犠打ミスにラミレス監督「あれで勝負決まった」
「交流戦、西武1-0DeNA」(11日、メットライフドーム)
DeNAは今季4度目の完封負けを喫した。
西武・ウルフの直球にシンカーなどの変化球を織り交ぜた投球に苦しめられ、7回まで2安打に抑え込まれた。八回に代わったばかりのシュリッターから先頭の代打・石川が中前打を放ち無死一塁とした。だがエリアンが送りバントを失敗し三ゴロ併殺打に倒れた。ラミレス監督は険しい表情を浮かべて「ああいうこと(送りバント)は、きっちりやらないといけない。あれで勝負が決まったところがあります」とご立腹だった。
指揮官がこれまでに掲げてきたのが“凡事徹底”。投手戦となり、小さな失敗も許されない試合で、ミスが出てしまった。「ミスをすると結果はこうなってしまうと再認識しました。こういうミスをしたらこうなってしまうと、選手にはずっと言い続けてますけど、残念ながら結果はこうなった」と嘆いた。
これで交流戦は5勝7敗。交流戦も残り2カード。13日から横浜スタジアムで6連戦を行う。昨季は交流戦最後の6試合で6連敗を喫したが、「今年は全く違う方向性で終わって、目標である(交流戦の勝率)5割を目指して頑張りたい」と前を向いた。