DeNA貧打に泣く 22回ぶりの得点がやっと ラミレス監督「あしたは早めに点を」
「交流戦、DeNA1-8ロッテ」(13日、横浜スタジアム)
DeNAは、貧打にあえいだ。主力が、欠場したことも響いてわずか1得点に終わり3連敗を喫した。
試合前の打撃練習で左手首を痛めた梶谷を急きょ、スタメンから外した。「大ごとではない。1日休みました」とラミレス監督。“恐怖の2番打者”を欠いた打線は機能しなかった。先発の石川らロッテ投手陣を攻略できず、七回に倉本の適時二塁打で22イニングぶりに得点を奪うのが精いっぱいだった。
主砲の筒香も4打数無安打で、最近3試合10打数無安打。指揮官は「チームが負けている時は目立ってしまう。チームが勝ち始めれば、調子は上がってくる」とポジティブ思考で4番の完全復活に期待した。
それでもチームが3連敗中は、計3得点と打線の停滞ぶりは心配なところだ。14日のロッテ戦は梶谷がスタメン復帰できる見込み。指揮官は「あしたは、早めに点を取って勝ちにつなげられたら」と野手陣に奮起を促すように話し、しっかりと前を向いた。