DeNAドラ1浜口、チームトップ5勝目 ラミ監督絶賛「今、最も安定」
「交流戦、DeNA5-2ロッテ」(14日、横浜スタジアム)
頬を緩め、白い歯をのぞかせた。5回1/3を6安打1失点でチームトップの5勝目。交流戦3勝は新人では球団初だ。初めて上がった本拠地のお立ち台。DeNAドラフト1位・浜口遥大投手(22)=神奈川大=は、「少しはチームの役に立てたかなと思います」と勝利の余韻に浸った。
立ち上がりから制球に苦しんだ。だが、走者を出しても粘り、大崩れしなかった。「思うように投げられませんでしたが、(捕手の)高城さんがしっかりリードしてくれました」と感謝した。
転機は5月30日・日本ハム戦。交流戦“開幕投手”を務め約1カ月ぶりの白星をつかんだ。「そこから少しずつ自信を持って投げられるようになった」。交流戦3戦3勝。横浜スタジアム初勝利もゲットした。
勝てない時も我慢して起用し続けたラミレス監督は「今、最も安定しているピッチャー」と目を細めて絶賛。浜口は「貢献できるようにやっていきたい」とリーグ戦再開後の奮闘も誓った。