西武・おかわり、12球団の本拠地全制覇弾!甲子園で初「打ててよかった」

 「交流戦、阪神2-4西武」(14日、甲子園球場)

 本塁打王6度の“アーチスト”が、初めて甲子園のスタンドに放物線を届かせた。三回2死一、二塁。西武・中村が右中間席に技ありの14号3ランを運んだ。「甲子園で打ててよかった」。阪神能見からのプロ通算344号で、セ・パ12球団全本拠地でアーチを記録した。

 能見対策として、チームは低めの変化球に手を出さないことを徹底。外角高めのシュートを捉えた中村も「チームとして高めを狙おう、という感じだった。しっかり我慢して打てた」。2死から秋山、浅村の連打で作った好機を生かした。

 13日に左脇腹痛から「5番・三塁」で5試合ぶりにスタメン復帰したが無安打。復帰2戦目は初回の先制打と三回の3ランでチームの全4打点をたたき出した。辻監督も「中村さまさまだね」と目を細めた。

 甲子園での一発は、高校通算83本を放った大阪桐蔭時代も経験がない。プロでは初本塁打まで16年かかった。「手応えがよかった」と振り返った主砲の活躍で、交流戦2位に浮上。球団初の交流戦1位も現実味を帯びてきた。

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