中日、連夜の逆転ならず 田島、十二回に制球乱す

 「交流戦、中日5-7日本ハム」(14日、ナゴヤドーム)

 中日は延長の末に、競り負けた。5番手の守護神、田島が大きな誤算だった。2イニング目となる十二回に制球を乱した。無死から中田、レアードに連続四球。犠打で1死二、三塁のピンチを招くと痛恨の暴投で勝ち越された。その後は内野の野選で追加点も許した。

 田島を続投させた理由について、森監督は「クリーンアップを迎えるところだったから。ゼロで抑えることを優先した」と説明した上で「ミスが出ては負け。いつも言っている通り」と疲れ切った表情で話した。

 敗色濃厚だった4-5の九回、ゲレーロの一発で追い付く粘りも実らなかった。連夜の逆転勝ちとはならず、3連勝を逃した指揮官は「勝ったり負けたりでは先に進めないけど…。切り替えるしかない」と前を向いた。

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