清宮101号 「ドカベンスタジアム」で120メートル弾
「高校野球・練習試合、慶応5-3早実」(14日、大和スタジアム)
今秋ドラフト1位候補の早実・清宮幸太郎内野手(3年)が14日、高校通算101号本塁打を放った。慶応との練習試合に出場し、九回1死から変則左腕の直球を捉える右翼ポール際へのソロ。高々と舞い上がった推定120メートル弾で、防球ネットを揺らした。
五回の左前打を含め5打数2安打1打点。一発は4日の招待試合・享栄戦以来4試合ぶりだった。夏の大会前恒例となっている伝統の“早慶戦”は、約500人の観衆が見守る中でのナイター。最終打席で飛び出した待望のアーチに、大きな歓声と拍手が送られた。
愛称は「ドカベンスタジアム」で、主要キャラクターの銅像もある球場で放った一発。清宮が主人公・山田太郎ばりの千両役者ぶりを発揮した。