「日大三・金成VS星槎・本田」11球団38人スカウト集結
「練習試合、日大三9-1星槎」(15日、日大三グラウンド)
今春センバツ出場の日大三が練習試合を行い、先発登板した最速150キロ左腕・金成麗生投手(3年)が5回1安打無失点の好投。星槎の同146キロ右腕・本田仁海投手(3年)との投げ合いに、阪神など11球団38人のスカウトが集結した。
春の東京大会後に本格的に投手復帰した金成は、この日も149キロを計測。193センチの上背から投げ下ろす直球を軸に4三振を奪い「四球もなかったし、今日はよかった」と、手応えをにじませた。西武・渡辺SDは「190センチもある左はプロにもいない。ボールも強い」と評価。DeNA・高田GMも「あの体で速い球がある」と期待した。
星槎・本田は9失点完投。それでも、最速は145キロを計測し「直球で内角をつけた。いい経験になった」と前向きに話した。