オリックス黒木、初被弾 戸柱に痛恨も「悔いはない」

 「交流戦、DeNA6-3オリックス」(16日、横浜スタジアム)

 同点の八回2死一、二塁。オリックスのドラフト2位・黒木(立正大)の投じた20球目は若月のミットと逆、甘く内に入った。戸柱に右翼スタンドへ吹っ飛ばされた打球は痛恨の決勝3ラン。プロ初被弾となった。

 「悔いはないです。全力でやった結果なのでボールの走りは全然悪くなかった。明日もあるのでしっかり抑えられるように、というだけです」

 気丈に前を向くルーキー。失点は13試合ぶり。6月は7試合8回を無安打に抑えてきた。福良監督も「一番自分のいいボールでやられた。仕方ない」と責めることはなかった。これで交流戦3年ぶりの勝ち越しにあと1勝と迫ってから5連敗。指揮官は「明日、あさってと2つ取れるようにやるだけ」と言葉を強くした。

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