オリックス、今季最悪14失点 今季3度目の6連敗
「交流戦、DeNA14-5オリックス」(17日、横浜スタジアム)
まさに惨劇だった。オリックスは15被安打で今季ワーストを更新する14失点。マレーロの同点弾など3発を放っても勝利には結びつかず。3年ぶりの交流戦勝ち越しに王手をかけながら今季3度目の6連敗。福良監督は「打たれすぎましたね。ちょっとバッテリーは考えないとね」とあきれ顔になった。
2点リードで迎えた六回にロペスの犠飛で1点差に迫られ、慌ててつぎ込んだ2番手・吉田一が戸柱に満塁本塁打を浴びる大誤算。七回に代打・モレルの2ランで1点差に迫るが、今度は逆転を信じてつぎ込んだ近藤が乱調。桑原の一発など3安打2四球5失点でKOされた。6月9試合目の登板となった近藤は「ボールがいってなかったので気持ちが焦ってしまった」と唇をかんだ。
ロメロの復帰とともに得点力が上がった。おかげで勝っても負けても僅差の試合が増え、リリーフ陣の出番も急増した。指揮官は「誰が疲れているのか。リフレッシュさせるのか。考えないといけない」と話す。すべての解決策は大勝しかない。