西武・牧田今季初黒星も指揮官交流戦で手応え 貯金3に「十分だよ」
「交流戦、中日4-3西武」(18日、ナゴヤドーム)
勝利の方程式の一角が崩れた。同点の七回。3番手で登板した西武・牧田が決勝点を許した。代打工藤の右前打と犠打で1死二塁とし、亀沢に甘い直球を中前に運ばれた。12試合ぶりに失点したベテランは「球が甘かった。修正したい」と悔やんだ。
直後の攻撃では先頭で四球を選んだ源田が、けん制で誘い出されて刺された。牧田は今季29試合目の登板で初黒星。辻監督は「(防御率0.56の)牧田も打たれることはある。源田はまたチャレンジすればいい」とかばった。
交流戦は2連敗で終えたものの、チーム状態には手応えがある。昨年は勝率5割だった交流戦で10勝7敗1分け。「これだけ貯金をつくれば十分だよ。疲れをとり、また新たにやっていく」。23日からはソフトバンク3連戦。敵地福岡で宿敵を倒し、再加速を狙う。