早実・清宮102&103号 史上最多にあと「4」

 「高校野球・招待試合、三本松2-0早実 丸亀城西10-9早実」(18日、レクザムスタジアム)

 早実の清宮幸太郎内野手(3年)が18日、香川県高松市のレクザムスタジアムで行われた招待試合2試合に出場。第2試合の丸亀城西戦で高校通算102、103号となる2本塁打を放ち、史上最多とされる山本大貴(神港学園)の107本にあと「4」に迫った。

 待ちわびた一発に球場が沸いた。丸亀城西戦の四回、先頭で打席に入った清宮が初球の変化球をバックスクリーンに運ぶ。さらに六回の第4打席でも1死一塁から中堅左に2ランをたたき込んだ。9打数2安打で本塁打なしに終わった前日の試合後に「あしたは打ちます」と宣言した通り、豪快なスイングで2発。3500人の観衆の期待に応え「状態が良くなってきていたので予感はしていました」とニヤリと笑った。

 昨年から招待試合では三重、福島、熊本、沖縄、愛知、そして今回の香川と6県連続で本塁打を放った。「全部思い出に残っている。各地で打てたのはうれしい」。この日は父の日でもあり「(本塁打を)打ったときに思いました」と父・克幸氏(49)の顔も浮かんだようだ。

 香川での4試合は1勝3敗。完封負けも2試合あったが「公式戦でしっかり盛り上げたい。頂点まで行けるように戦えれば」と清宮。最後の夏、このまま上り調子で、7月15日初戦の西東京大会に乗り込む。

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