巨人・村田、阿部の代役に闘志「(首脳陣)困るくらい仕事したい」
巨人・村田修一内野手(36)が20日、阿部不在の23日からのリーグ戦でチームをけん引する決意を示した。川崎市のジャイアンツ球場で全体練習に参加したベテランは「阿部さんが帰って来た時、(首脳陣が)村田をどこで使うか困るくらいの仕事をしたい」と闘志をみなぎらせた。
大黒柱の穴は、“男・村田”が埋める。18日の試合で阿部が右膝付近を負傷。翌日出場選手登録を抹消され、前半戦絶望の可能性もある。チームに大きな痛手だが「当面は修(村田)が頑張ってくれると思う。やってくれると信じてる」と村田ヘッドコーチ。この日の投内連係で、阿部のいない一塁に入った村田への期待は大きい。
マギーの加入もあり、交流戦前のリーグ戦は代打中心。だが、ビジターで指名打者制もあった交流戦では13試合の先発を含む15試合の出場で、打率・308、3本塁打、13打点をマークした。「しっかりと自分の形を出して、やりたい」と村田。チームは泥沼の13連敗もあったが、3連勝で交流戦を締めた。その勢いを加速化させる中心に、背番号25が立つ。