オリックス、ロメロと残留交渉へ 前半戦終了前は異例

 オリックスがステフェン・ロメロ外野手(28)と近く来季残留に向けた交渉に入ることが20日、明らかになった。球団関係者は「ロメロは絶対に必要な戦力。来季も残ってもらうために早い時期に代理人を通して、本人の希望を聞いていくことになる」と説明する。

 ロメロは今季から加入。開幕から4番を務め、4月下旬から約1カ月間離脱したものの、ここまで33試合に出場し打率・270、11本塁打、29打点の好成績を残している。福良監督も「打ってほしいところで打ってくれる」と信頼を寄せる勝負強さが最大の魅力だ。離脱中のチームは8勝22敗と大きく負け越したことを見てもその存在の大きさが分かる。

 今季は85万ドル(約9500万円)の1年契約。球団では本人の意向を聞いた上で、複数年契約や年俸のアップなどを話し合っていく考えだ。前半戦終了を待たずに交渉に入るのは異例。他球団への流出を避ける意味でもシーズン中の合意を目指すことになる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス