DeNAラミレス監督、チーム浮上のカギは宮崎のバット 打率リーグ首位
DeNAは21日、横浜スタジアムで全体練習を行い、アレックス・ラミレス監督はリーグ戦再開後、宮崎敏郎内野手の打棒に期待した。
宮崎は今季、筒香嘉智外野手の後ろを打つ5番打者として活躍。打率・342でリーグトップと飛躍を遂げている。交流戦でも打率・333、4本塁打、15打点をマーク。特に交流戦18試合の出場でわずか5三振。ラミレス監督は「5番で三振5個というのはすごいこと。筒香にとって非常に助けになっていると思います」と絶賛した。今後も「今のような安定した成績をずっと出し続けることが重要になると思います」と大きな期待を言葉に込めた。
現役時代に日本で大成功し、2000本安打で名球会入りも果たした指揮官が、「セ・リーグの中でも宮崎のバットコントロールは1、2を争う素晴らしいもの」と高評価する好打者。好調の要因として「バッティングのバランスが、非常に良くなった。彼は逆方向にもうまく打つことができますし、引っ張ることもできる」と説明した。“広角打法”が売りの不動の5番打者が、Aクラスチームの打線をけん引する。