オリックス・福良監督“井口効果”を警戒 5割復帰へ最下位に負けてられん
オリックスの福良淳一監督(56)が22日、“井口効果”を警戒した。23日・ロッテ戦(ほっと神戸)は同選手が引退発表してから初の試合。
「そういうのでチームが盛り上がることがある。チームが変わるというか。そういうのが怖いね」
最下位のロッテにはここまで3勝5敗と負け越している。加えて相手は涌井、唐川、石川と3本柱をつぎ込んでくる。さらにサントス、ペーニャと、これまで対戦のない新外国人まで加わっている。
「3本柱で来たかという感じ。なんとかしないとね」
こちらもドラフト1位・山岡(東京ガス)、松葉、西とローテを再編して臨む。交流戦は10勝8敗と勝ち越したが、借金は6。球宴まで残り13試合。
「そこまでに5割に戻すのがベスト。ここから日程的にも楽やし。5割に戻せば戦える。どこで戻せるか」
勝率5割復帰には10勝3敗がノルマ。目標達成のため、井口効果を起こさせるわけにはいかない。