サヨナラ負けDeNA、延長十回に代走が痛恨のけん制死
「ヤクルト8-7DeNA」(23日、神宮球場)
DeNAが痛恨のサヨナラ負けを喫した。
ミスが最後まで響いた。九回に2点を奪って7-7とし、迎えた延長十回。先頭の筒香がこの夜、3本目となる左前打で出塁するとベンチは、代走に関根を送った。だが一走の関根が痛恨のけん制死となり、この回は無得点に終わった。ラミレス監督は「われわれの勢いが完全に失われてしまった」と険しい表情を浮かべて嘆いた。
リリーフ陣も粘りきることはできなかった。延長十回に5番手の平田が痛打されて後味の悪い幕切れとなった。勝利の方程式の一角を担うパットンが体調不良を訴え、「今日使う予定はなかった」と指揮官。投打の歯車もかみ合わず、大事なリーグ戦再開初戦だったが、黒星発進となってしまった。