ヤクルト・武内サヨナラ打 延長戦に決着
「ヤクルト8-7DeNA」(23日、神宮球場)
延長戦に決着をつけたのはヤクルト・武内のバットだった。延長十回1死二塁だ。5番手・平田から中越え適時打を放ち、今季5度目のサヨナラ勝ち。本拠地でのリーグ戦再開初戦を彩った。
最大4点差を追いつくなど、同点につぐ同点で、苦しい試合展開。それでも諦めない粘りの姿勢がサヨナラ勝ちにつながった。
八回の守備から途中出場ながら、2打数2安打。ヒーローはお立ち台で「(お立ち台が)何年ぶりか分からない。たまんないですね。(ファンの)声援が聞こえて力になった」と笑顔がはじけた。
真中監督は「なかなかチャンスがない中、いい場面でベテランらしいバッティングをしてくれた」と称賛を惜しまなかった。