中日・小笠原、初完封あと2人で被弾 2勝目でも…悔しい
「巨人2-8中日」(24日、東京ドーム)
悔しさが残った。中日・小笠原慎之介投手(19)は8-0の九回1死からマギーに2ランを浴び、降板。初完封と初完投を逃した。134球、九回途中まで2失点で今季2勝目に「うれしいですけど…。満足していない。次はゼロで抑えます」と喜び半分といった表情で語った。
23日に続き9人の右打者を並べた巨人打線に対し「自分の生命線はインコースの真っすぐなので」と果敢に内角を攻めた。七回は連続四球で無死一、二塁のピンチを招いたが、村田を二直、石川を遊ゴロ併殺打に打ち取って切り抜けた。
森監督は「完封してくれれば、こんないいことはなかったんだけど…。自分のピッチングはできていた」と評価。進化する2年目の左腕に目を細めた。