十亀6回2失点で自身4連勝 西武連敗3で止まった!

 「ソフトバンク2-3西武」(24日、ヤフオクドーム)

 タフな場面を冷静に切り抜けた。2点リードの六回無死一、三塁。西武・十亀剣投手(29)は外角シュートで上林を注文どおりの遊ゴロ併殺に仕留めた。三走が返って1点は失ったが、大量失点を防いだ。「上林はシュートがあっていない雰囲気だったので」。リードを守って6回2失点に封じ、自身4連勝で4勝目をつかんだ。

 二回に先制点を許しながら、粘り強さを発揮した。試合前の通算対戦打率が7割を超えていた天敵の松田は二回に空振り三振、三回1死一、三塁も浅い中飛に封じた。「相性が悪いのは分かっていた。そういう相手にもインコースを攻めきれた」。ソフトバンク戦で通算2勝目の右腕に、辻監督も「気持ちが十分に出ていた」と評価した。

 エース菊池でカード初戦に大敗したショックを振り払い、チームの連敗も3で止めた。「またソフトバンクに負けていると、嫌なイメージになっていた。上位の相手にこういう投球ができたのは大きい」。2015年に11勝を挙げた実績ある右腕が、本来の力強さを取り戻しつつある。

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