ソフトバンク・福田「最高にうれしい」 11年目で初のサヨナラ弾
「ソフトバンク7-6西武」(25日、ヤフオクドーム)
ソフトバンク・福田秀平外野手(28)が勝負を決めた。11年目で初のサヨナラ打となる逆転2ラン。大歓声の中でダイヤモンドを一周すると、チームメートの笑顔が広がっていた。
「最高にうれしい。ずっと見ている側だったので自分が打つとは。本当に打てて良かったです」
1点を追う九回、2死一塁まで追い詰められた。八回に代走で出場した福田のこの日初打席。増田の真ん中に入ってきたスライダーを迷いなく振り抜いた。「打った瞬間に入ると思った」という右翼席への打球を見届けるまでもなく、場内の興奮は最高潮に達した。
最大4点差をひっくり返し、今季4度目のサヨナラ勝ちは伏兵の一発。工藤監督も「じゃあ皆さん書くこと決まってますからね。しっかり書いてください。お疲れさまでした」と上機嫌だった。